2020年1月17日。湾岸戦争を分かりやすく説明

 

(画像は艦砲射撃をする戦艦ミズーリ wikipediaより転載)

 

おはようございます。とりねこです。

 

 今から29年前の1991年1月17日、米国はイラクに対して侵攻作戦を開始した。これが湾岸戦争だ。1988年まで続いたイランイラク戦争によって疲弊したイラクは原油価格のOPECに上昇を求めていた。しかしOPECの割り当てを無視して原油を供給し続けるクウェート、サウジアラビアのため国際原油価格は低迷していた。

 

 さらに当時もめていた油田の帰属やクウェートからの100億ドルの無償援助の返済を求めたこと等も原因となり、1990年7月27日、イラク軍はクウェート国境に集結、8月2日にはクウェートで革命を起こした暫定自由政府の要請により、イラク軍は突如クウェートに侵攻する。前日にはPLOのアラファト議長やエジプトのムバラク大統領がイラクのクウェート侵攻は無いと明言しておりクウェート側も十分な防御体制を敷いていなかった。侵攻したイラク軍は数時間でクウェート全土を制圧。クウェート共和国の成立を宣言するが8月3日にはイラクに併合した。

 

 これに対して米国は1990年8月7日、サウジアラビアに約50万人の軍を展開。同調した諸国により多国籍軍が編成され「砂漠の盾」作戦が開始される。翌1991年1月17日、多国籍軍はイラクへの空爆を開始。さらに2月24日、地上部隊がイラク領内への侵攻を開始。圧倒的な戦力差により3月3日には暫定停戦協定が締結された。

 

 これ以降、イラクには賠償金と共に経済制裁、大量破壊兵器の不保持が科され、これが2003年のイラク戦争へとつながっていく。

 

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